「やっとついたー」

猛は、疲れた顔をして、
しゃがみこむ



「不気味だなー」

海がちょいクールに、家を眺める


「なか!入ろうぜ!」

泰祈が先頭に、わたしたちは家に近づく





「そうだ!!」

静玖先輩がいきなり、声をあげる



「動画、撮ってみない?」
静玖先輩がケータイを取り出した


「いいな!それっ!」

泰祈がはしゃぐ



私と静玖先輩はケータイを構えて、陸上部を先頭に、中へ入った



「ぅっ…」