もし返答が先ほどと変わらなかったら、もう終わりだ。 これ以上、何も思い付かない。 手は尽くした…。 そうなったら自分の運命は…2分の1で決まるだろう…。 残りは"D"か"F"、そのどちらかを選ぶ。 こんなにも難しい選択はあるのだろうか、普段の日常なら気軽に選べる確率。 それが今の自分には絶望の確率なのだから。 今の自分には100%の確率以外、何も信用できない。 遥斗の覚悟が決めようとしたとき、答えはやってきた。 震える身体を両手で強く抑え、答えを受け入れた。 答えは…"ありません"。