玲奈は"A"だったのか。 遥斗は自分のアルファベットを選択し、ボタンを押した。 「矢神 玲奈は…A」 ボタンから手を離すと、遥斗は深い溜め息を吐いた。 「ようやく…終わった」 安堵からなのか、先ほどまで保っていた集中力は途切れ、眠気が襲ってくる。 早く終わってくれ、その一心から遥斗はモニターを見つめる。