読み終えると下の方に、次ページ、と書かれた矢印があり、遥斗はそれをタッチした。
するとページ画面が切り替わり、指定人物が表示された。
遥斗が的中させなければいけない、その指定人物とは……。
"矢神 玲奈"
遥斗はそれを見て、思わず椅子から立ち上がった。
再び遥斗は椅子に座ると、顔から笑みが零れた。
これは神の悪戯なのか。
どんな質問をすればいいのか、どうやったら玲奈とわかるのか。
そんなこと、遥斗は何パターンでも思い付く。
その中でも最も簡単な質問がある、玲奈の生年月日だ。
遥斗が使える10回の質問のうち、最初の質問は生年月日に決定された。
そうと決まれば、A~Fのうち、どれに質問するのか。
自分はE、それ以外となると、A~D、Fとなる。
自分の運を信じ、遥斗はモニターをタッチした。
遥斗が選んだアルファベットは……B。


