「ハァハァ……」 もう走れないと、遥斗は膝に手をついた。 そういえば、あの2人組はどうなってしまったのか。 考えるだけで、身震いした。 もう時間もない、あの2人組のことも、竹田のことも考えている場合ではない。 自分のことで精一杯だ。 だけど、どうすればいいんだ。 ゴールの手掛かりがない状態で、あの塔を目指すなんて無理だ。 力なく遥斗は歩き、もう諦めかけていたときだった。 遥斗の目の前には、見覚えのある台形の岩。 その上には……そう。 "ANSWERBOX"が。