ユダの手元のタッチパネルには、その情報がすでに記載されていた。 だからこそ、このゲームを選んだ。 抜け道に溺れるぐらいなら、それまでの男だった。 しかし、陣内ならそれに気付くだろうと予測していた。 そうでなければ、つまらない。 その後、どうやって相手を紐解いてくのかが見ものである。 陣内がルールに目を通さないことから、ユダはすでに抜け道の罠に気付いているのでは、と察した。 このゲームにして正解、ユダは不気味に笑みを浮かべた。