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「おはよーです!冬哉先輩っ☆」
「はよ……ふぁぁ…」
昨日の電話で一気に元気を取り戻した私は、げた箱で先輩を待ち伏せ…じゃなくって、待ってました♪
帰りは一緒に帰れないけど、朝とか休み時間なら会えるもんね〜♪
って、んん?
先輩さっきからあくびばっかり…
「寝不足ですか〜?」
「うんー…」
「なんか、珍しいですね!冬哉先輩寝不足って…」
「そー?俺だって寝なきゃ寝不足くらいなるよ(笑」
「そーなんですがっ。冬哉先輩は寝なくても生きていけそーってゆーかっ」
「なんだそれ…」
そういって、冬哉先輩は手をのばしたかと思うと私の頭に置いて、ぽんぽんってなでてくれた。
しかも微笑んで…っ!
「……っ!///」

![Rainbow Love Story [短編集]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre1.png)