…結局。一晩中考え続けた結果、近所の大きい公園のイルミネーションがいいな って思った
珍しくこの季節までやってるから行きたいと思ってたんだけど、一人で行くのは悲しい気がして、行けなかったんだよね♪
先輩と行けるなんて夢みた―い!
お昼に言ってみよ―っと
「冬哉せんぱ―いっ♪ご飯食べましょう!」
「おう」
「あのねっ先輩!私行きたいとこ決めましたっ♪」
「早いね〜どこがいいの?」
いいって言ってくれるかな?
「○○公園のイルミネーション!……あの……嫌ですか?」
「…うん。嫌」
あれ…?今、嫌って…?
「…あ、嫌ですか?」
「うん。」
「―あ、そうですかっ?じゃあまた、決めときますね!」
やばい…
ちょっとショック…

![Rainbow Love Story [短編集]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.774/img/book/genre1.png)