そうだ!
「先輩!一ヶ月記念日にどっか行きませんか?ってか行きましょう!」
「あぁ…いいよ」
「え!?ほんとですかっ!?どっか行きたいとことかありますか!?でも放課後になっちゃうからあんまり遠くに行けないですよね〜!あ、でも私は先輩とだったらどこでもいいですけど!」
「はしゃぎすぎでしょ。どこでも好きなとこでいいよ?」
って先輩が笑う
「だ だって初めて先輩と出かけるしっ」
そう言ってる私の顔は、自分でも赤くなってるのがわかる
先輩の笑った顔、大好きなんだよね
「あれ?そうだっけ?初めて出かける?」
「そうですよ!帰り道にどっか寄り道したりはありましたけど、遊ぶのは初めてですっ!」
「なんか学校でもいつも一緒にいるし、そんな気しないね。まあでも玲が決めていいよ」
「おっけーです!じゃあ決めたら言いますね」
「ん。」
「ではまた明日っ」
「ばいば―い」
えへへ〜♪やったね♪先輩と初デートだよ!
バレンタインまであんなに拒否られてたのに、今はこうやって仲良く帰れるし!
それだけでも幸せなことだよね!
どこ行こうかな〜♪考えると顔がにやけちゃう

![Rainbow Love Story [短編集]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.774/img/book/genre1.png)