それでもエンリィの厨二病ぶりは止まらない。
恐ろしいのは他人まで巻き込む事だ。
「おや虹華さん、手が止まってますねぇ」
プリントを前にかたまってしまった虹華を見て、エンリィが言う。
見れば、彼女の苦手な図形の問題だった。
「私、図形はどうも苦手で…」
「そうでしょうね、普通の人間では、その図形は手に余るかもしれません」
フフンと。
勝ち誇った表情で笑うエンリィ。
恐ろしいのは他人まで巻き込む事だ。
「おや虹華さん、手が止まってますねぇ」
プリントを前にかたまってしまった虹華を見て、エンリィが言う。
見れば、彼女の苦手な図形の問題だった。
「私、図形はどうも苦手で…」
「そうでしょうね、普通の人間では、その図形は手に余るかもしれません」
フフンと。
勝ち誇った表情で笑うエンリィ。


