天神学園高等部の奇怪な面々28

「ですが」

毒舌の眼鏡のレンズがキラリと光った。

「僕は!僕だけは!彼を見捨てる事なく最後まで彼を指導し続けようと思います!」

言ってる事は熱血教師っぽいけど、毒舌、顔笑ってる笑ってる。

「今年の夏の全てをかけて、彼を指導し、教育し、矯正し!」

彼は拳を握り締めた!

「今年こそは丹下 龍太郎を留年させようと思いますっ!」

「「「をいっ!」」」