「っ!まな・・・」

「黙って。」

「んっ!?真奈美・・・っ!?」

真奈美の舌が入ってくる。
俺は夢中で真奈美を求めた。

真奈美は
俺から身体を離すと、冷たく笑った。

「やっぱりあなたじゃなくて榊原くんとの方がいいわ。」

「~~~っ!?」

「あなたじゃ無理。」

「別れるってこと?」

「そんなわけないじゃない。」

真奈美は俺の膝の上に腰をおろし
俺の髪を撫でながら言った。


「こんなに使える男、そういないもの。」