「見て、悠真くんと拓海くんだ!」 「鞄持ってるけど、もう帰るのかな?」 廊下を歩いてる時も、付けまとう女達の視線、視線、視線。 「何嫌そうな顔してるんだよ?モテるのがそんなに嫌か」 「…決まってんだろ?」 「ふーん。俺は噂されるのは好きな方だけどなぁ〜」 「はっ、流石はナルシスト」 「そうゆう意味じゃないって。目立つのは、良いことなんじゃないかっていうのが俺の考え」