キライだけどダイスキ



鈴木に的確すぎるツッコミをされて、苦笑いをする真鍋。


「それよりさ、早く食堂行かね?
腹減ったー。」


「そうね。早くしないと4席取れなくなるわね。」


あれ…
4席ってことは

「今日は鈴木と南も一緒に食べるの?」


いつもは鈴木と南、真鍋と私で別れて食べていたから席は2席でいいはず何だけど…


「おう。美都がよだれ垂らしながら寝てる間に決めた。来週のソフトボール大会について話し合おうかと思って。」


「あー、ソフトボール大会って来週だったっけ?」


ソフトボール大会とは、毎年7月の最後の週に行われる運動部のみの、サークル対抗の試合である。

ちなみに、鈴木が水泳部で、真鍋が野球部、南と私が陸上部なんだ。


「あれ?
てことは、ソフトボール大会の話を南と私がするから、4人で食べるってこと?」


「まあ、そうなるわね。」


「えー!いいよいいよ!
ソフトの話しは部活中にすればいいんだし、南は鈴木と2人で食べなよ!
せっかく2人になれる時間なんだし。」