来た!!!! なんとなくだけど、その男が殺人鬼なのだと確信した。 隣にいる智佳はカタカタと震え、小さな悲鳴がこぼれそうになってる。 息を潜めて殺人鬼がいなくなるのをまった。 しかし、いっこうにいなくならない。 フーフーと荒い鼻息が近くにある。 見つかってるのか? 不安をかくせないでいた。 怖くないはずなのに、カタカタと震える俺の手。 死に直面した俺らは心身共に不安定だった。