鬼ごっこ… 「鬼って…だれやねん」 「俊太郎、メールに…」 智佳にそういわれて携帯画面をさげた。 ボタンをおすとすこしずつ見えてくる写真。 「うぁっ!!!」 それは、この世のものとは思えないほど恐ろしい生きものだった。 「気持ちわるいっ…いきたくないよぉっ……死にたくない……」 智佳は、俺の肩に頭をのせ啜り泣いた。 「智佳はなんとしてでも俺がたすける。」 助けられる保証なんてどこにもない。 けど、智佳を助けたいと言う気持ちは……本物だった。