「何処に良輔はいるんだ。」
「アイツから逃げながら見つけるなんて無謀だよ。」
「うん。…良輔、どこいっちゃったんだろぅ。」
「良輔を探そう。」
そう言ってきたのは、慶太だった。
「うん。早く見つけてこのゲーム終わらせよ?」
「あぁ。」
「ねぇ、チームさぁ、2人組にしょ?」
「なんで?危ないだろ?」
「確かに、危ないかもしれないょ。けど、人数が少ないほうが逃げやすいし、見つかりにくいと思うの。」
「…俺も、同意見だ。」
「翼…お前大丈夫なのか?」
「あぁ。やっと正気にもどった。」
「そうか。」
「なぁ、2人組で行動しよう。」
「慶太もか。…じゃぁ、そうしよう。あと、携帯見つけたら持ってきてくれ。なんかのヒントになるかも。」
「分かった」