「なぁ、翼か慶太は0ゲームやったことあるか?リアルにじゃなくて、ゲーム内で。」
翼と慶太はきょとんとした顔でおれをみた。
「え…0ゲームって、真面目に存在すんの?」
「俺、0ゲーム自体分かんねぇ…」
2人とも0ゲームを知らない。
死んだ奴らか…?
「明日…学校いくぞ。」
「はぁ?」
「なんでだょ。」
「なんか、わかったかも…しれない。」
「本当…なのか?」
「それは、やってみないと分かんねぇ。けど、やる価値はあると思ってる。」
もしも、死んだ奴らがやっていたとしたら、登録制だからつながるはず。
俺は、死んだ奴らの携帯を調べることを決意した。