「おい。」
「なに、栗林くん。」
「おまえ、いつから優子と変わってたんだ。」
「…さぁね。」
「はぁっ、なぁ、せいら。俺、全部見てたぞ?てめぇが、優子殺してるとこ。」
慶太は、詩帆の傷を押さえながらせいらをにらみそう告げた。
せいらの顔が氷ついた。
「なんのことかしら。あたし…しらないわよ。」
「じゃぁ、トイレ。みてこようぜ。」
「!!!」
「トイレいったとき、かわったんだろ?」
「は?なんのこと?仮に、優子がトイレに行ったときなら詩帆がついてきていたんだから無理でしょう?」
「いや。可能だ。詩帆は何かを忘れたのかいったん部屋にもどってきてからトイレへいった。詩帆がいない間なら、殺せるだろう。」
「くっ…」
「けど、計算が狂った。詩帆にみられたんだ。けど、本当は見ていなかった。」


