――暖かい風が吹き抜ける中…
――蘇る記憶の欠片…
――「姫…、私はいつでも貴方の傍に居ます」
優しい笑顔が、私を包み込む――
――「……仕方がねェから、一緒に居てやるよ」
ぶっきらぼうな姿が、私を笑顔にする――
――「……一生、とは言い切れない…が、俺がいる間は共にいてやる」
冷静な瞳が、私の心を安心させてくれる――
――「…………大丈夫だ」
頼りになる背中が、私を強くしてくれる。
――「ふふ。…もう、平気ですよ」
差し伸べてくれる手が、私を引き寄せる。
この記憶は、いったいなんなのか――
全ての記憶の欠片が、集まり始める――
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