「さーくらっ帰ろ~」

いつのまにかHRが終わっていた。


「あ!ごめん!今日無理なんだ」


「えー今日夏休みの遊ぶ計画立てるつもりだったのに~」


口を尖らせてる南。


「帰ったら電話するから、許して?」



「分かった!待ってる!バイバーイ」



南が最後だったんだろうか?
気づいたら教室には誰もいなかった。