「あのね、南にも体の話しようと思うんだ。」 真辺くんは、一回一回「うん」と相槌をして話を聞いてくれる。 「それで、真辺くんも一緒に聞いて欲しいの、いいかな?」 不安になったあたしは、真辺くんの服をぎゅっと掴んだ。 「……俺いてもいいの?」 「うん、いて欲しい。」 「分かった。いいよ。」 「ありがとう!」