「真辺くん?起きてたの?きゃっ」

真辺くんはあたしを腕まくらしたまま、腕を曲げてそのまま抱きしめられた。

「顔近いよ…」


もっと強く抱きしめられた、


「真辺くん…?」


「好きだ。好きだ。



好きだよ、桜ちゃん。」