バスに乗ると同じ制服の男女が結構いたから、バス降りてからも迷わずに学校についた。
入学式は別のとこでしたから、学校来るのは初めてで、
てか、学校…
「でっか「大きいね!」
声のした方向を見てみると、
そこには、ニコニコした、あたしより身長が低くて、胸まで伸びた髪を緩く巻いて、メイクはナチュラルで、女の子なら誰でも憧れるような女の子がいた。
「突然話しかけちゃってごめんねっ相沢 南!南って呼んで!よろしくね!」
「あ、あたしは、皆川 桜。あたしも桜で。よろしく」
「ねっねっ桜は何組?」
「Bだっ「キャーッ一緒!うれしー」
Bだったの〝た〟ぐらい言わせてよ…
