「あ、えっと・・・はい」
言えない。成瀬くんのそんな顔みたら断れるはずもなかった。
笑顔で私に言う成瀬くんを私は今日、好きになってしまっていたから。
「で、協力っていうのは俺はこの1年の間にパートーナーと作らなければならないんだ。でも適当に選ぶんじゃなくて俺らの世界に興味がある子。そして心が温かい子。それが条件なんだ。パートナーをつくれば俺は人間になれるんだ。だから内田さ、いや羽海。俺の彼女になって?」
突然言われた彼の言葉は私の胸の鼓動を速くさせ、体温も熱くさせ、「恋」というものを知ってしまった放課後のある出来事となる。
言えない。成瀬くんのそんな顔みたら断れるはずもなかった。
笑顔で私に言う成瀬くんを私は今日、好きになってしまっていたから。
「で、協力っていうのは俺はこの1年の間にパートーナーと作らなければならないんだ。でも適当に選ぶんじゃなくて俺らの世界に興味がある子。そして心が温かい子。それが条件なんだ。パートナーをつくれば俺は人間になれるんだ。だから内田さ、いや羽海。俺の彼女になって?」
突然言われた彼の言葉は私の胸の鼓動を速くさせ、体温も熱くさせ、「恋」というものを知ってしまった放課後のある出来事となる。

