これだけは…


 




二人で1人用の傘に
入っていて、高校時代を少し思い出した



そして



ゆうは玄関の前で
立ち止まった。




「…何してんだよ」










「……こーき、あたし達別れよっか」




頭に何かで叩かれた気がした
そして頭の中が真っ白になった。




「………は?」




何でよりによって今日なんだ




「もぅ浮気されるの…疲れちゃった」





あぁ…。

こんなになるまでゆうをほったらかしにしていたのか