『…よっ、と。』 レノは石畳のコジャレた路地に降り立つ。 『おっ!ライン通り!』 店の看板の端っこにline streetと書かれていた。 『デイラー邸前って……確か…』 石畳をレノの黒いブーツが鳴らす。 コツ、コツ、コツ、コツ 『dayler estate……』 矢印の上にそうかかれている。 『こっちか……』 レノはひたすら矢印にしたがって歩いた。