「その通り。それじゃ、お前が叶えたい願いを1つだけ言え。いいか、1つだぞ」 念を押されなくても願いは1つしかない。 「アイツに告白したい」 俺が言うと天使はしばらく腕を組んで考えていた。 自分勝手かもしれないけど、アイツに想いを伝えるだけで十分なんだ。 「...お前は告白して返事をもらいたいか?それとも返事はいらないか?」 天使が俺に問いかけた。 正直、やっぱ無理とか言われるかと思ってたけどどうやら本当に叶えてくれるらしい。