ん?値札のところに何か書いてある。 俺は値札の近くにある紙を見た。 「『☆恋が叶う!魔法のガラス玉☆』?何だそれ。 おじさん、本当なの?」 俺が不思議に思って聞くと、また俺に笑顔を見せ優しく答えた。 「本当だよ。今日はカップルがよく買っていくね。君も買ってくか?」 その言葉を聞いてあの娘の顔を思い浮かべた。 本当に恋が叶うなら......買っちゃおっかな?