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はじめて“おひめさま”になったときは、きれいなへやでねむってた。


そしたら、しらないおばさんがこえをかけたの。


「姫様、朝ですよ。起きてください」


あれ?おかしいな、あたし“ひめ”なんていうなまえじゃないよ?


そのことをいったらね、こうこたえた。


「何おかしなことを言ってるんですか。あなたは本当のお姫様ですよ」


このことばで、あたしはほんとうに“おひめさま”になったんだ!、ってきづいたの。





でも、きづいたところでへやはまっくらになっちゃって。

そのままゆめがさめちゃった。


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