藍と本当の友達になるには、この事実を話さなければいけなかった。 私が初めて藍と友達になれたときは怖くて言えなかった私の秘密。 だけど、藍とこの場所で遊んでいるうちにこの人になら言ってもいい、そう思えたから私は秘密を教えた。 私が事実を告げると、藍は花を供えると言ってくれた。 その言葉だけで私は救われたように感じた。 ―――この日、私たちは名前を教えあい本当の友達......親友になれた。