きっと藍もアイスを買うのだろう、そう思って私は声をかけることもなく駄菓子屋を出た。 その3分後ぐらいに、誰かにつけられている気配がした。 あぁこれがストーカーなのか、とのん気に考えていた。 少し後ろを向いて誰がストーカーしているのかを見た。 そう。そのストーカーこそが、当時7歳のアイスを食べていた藍だったのだ。