*** 冗談だと思った。 君は、僕を笑わすための冗談を言っていると思って笑ってあげようと思った。 だけどその一言を発した後の君があまりにも真剣な顔をしていたから......。 「本当に幽霊なんだね」 信じるしかなかった。 「信じてくれてありがとう。本当はずっと黙っていようと思ったの。だけど、君とは本当の友達になりたいと思ったから、秘密を話したの」 ***