*** あの子はそのお墓にどんどん近づいていき、持っていた花をお墓にそっと置いた。 僕はなぜあの子が遠くの、たった一つしかないお墓に一人で来たのかが気になってしまい、その場から動けなくなっていた。 気づくと、アイスはもう溶けていた。 ***