一目ぼれ。

〔美空〕

中学校の、入学式。

「今日から中学生だね♪美空~♪」

このテンション高いのは、親友の真北。

「? どしたの?テンション低いじゃんか」

そりゃあ、テンション低くもなるよ…

「わかった!! イケメンが、いないからでしょ!!」

「っ!// 」

なっ!何でわかったのですか!!さすが真北。私のことは、なんでもおみとうし。

「何でわかったの?!」

「だって~ 昔からイケメン大好きじゃん!美空」

大正解!!っていうか、自分では、そんなこと無いと思うんだけど。みんなから言われるんだよね…

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教室

今日から中学生ですね。担任の…

「ねえ! 美空♪」

「何?真北。先生まだはなしてるよ。」

私と真北の席は、前後。結構嬉しい♪

「さっき、気づいたんだけど…」

なんだろう?何だかすごく気になるんですけど。

「斜め前の男子。かっこよくない?」

誰だろ?よくみえないなぁ~ あっ!!見えた!!

「っ!//// 」

「どした?おーい。 美空?」

チョーかっこいいんですけど。 ドクンドクン。?どうしたんだろ?急に心臓の鼓動が… 顔も熱い。

「ちょっと!ホントにどうしたの?!大丈夫?!顔真っ赤だよ!」

「えっ!なっ何でもないよ!! ほら、前向いて!!」

ま、まさか私あの人に人生初の目ぼれしちゃったー!?