涙が途絶える日まで



『行ってきますっ!』

勢いよくドアを開けると

「よっ」

『わぁっ!』

「やっとだぜ。ずっと我慢してた。」

そう言うと來弥は私の手を強く握った。

懐かしい。この感じ…

それに応えるかのように

私も強く握り返す。

『來弥っ♪』

來弥の肩に頭を傾ける。

「行くかっ」

『うんっ♪』

えへ…

にやけちゃう…

大好きで大好きで…

私はずっと來弥を好きでいる。

これからもずっと…