近すぎて・・・




「・・・頭いたー・・・・」

そう思いながら樹里は台所に行こうと
足を運ばせたのだが
なぜか壁が目の前にあった

「あれ?・・・・!!!!?
 ここどこ!!!!!!」

頭が痛いのを忘れ樹里は叫んだ

「うるせ・・・あ・・・起きた?」


弘幸がリビングから顔をのぞかせた


「ひろろん!なんで?てかこのでかい部屋どこ!?」

「あー・・・俺ん家 しゃーねーじゃん
 お前起きねー起きねー」

「・・・・すいません」

「まあいいや!腹減ったっしょ?なんか作るべ!」

そう言って弘幸は台所に行った

樹里はリビングに行ってみると
ソファーの上に枕と毛布があった


(ひろくんここで寝てたんだ・・・)


少し悪いなと思いながら毛布と枕を
片付けた