『分かった。 ごめんな、んじゃ。』 そう言って私を見た向田の目はとても冷たく…歩き出したその背中が遠ざかっていくのがむしょうに寂しく感じられた…。 なんで…寂しいとか思ってんだろ…。 「家、帰ろっかな…」 次の日朝早めに登校すると、教室で金髪のギャルらしき女の子と向田が指をからませていた。 女の子は甘い声で向田の名前を呼んでいた…。 "やっぱ…誰でもよかったんだ…。" そう思うとなんだか切なくなっていくのが自分でも分かった。