一緒に帰るとは言ったものの、何この微妙な距離感………。 向田と私の間にはなんだかんだで、人2人分くらいのスペースが空いていた。 なんか話してくれないのかなぁ… まぁ、私から話しかけるってのも手か! 「あのさ、」 『あのさ、』 そう思って言葉を発した瞬間、私と向田の声が重なった。 うわー… なんか恥ずかしい…。 『美緒… 先話していいから…』 「…いや、私は 特に…ないから…。 先…いいよ。」 『俺さー…