ルルが震えなくなると、ユエはルルの顔を覗きこむ。
「ねえ、本当にルル?」
瞳を見つめるユエ。
「・・・ルルだよ・・・」
「綺麗だね」
よしよしと頭を撫でるユエ。
ルルはユエに褒められて赤くなる。
「・・・そんな・・・」
「こんなに綺麗だから目を離すとああなる。ルルはこんなところに連れてきたくなかったんだけどな・・・」
「・・・ユエ・・・」
ユエは至って普通な様子でルルの腰に腕を回す。
「絶対離れちゃダメだよ?」
「うん・・・」
そんな話をしていたら次々と女性たちが集まってくる。
ユエは笑顔で会話するがルルはどうしていいか分からずに顔をうつ向かせる。
「ルル・・・」
いきなり呼ばれて顔をあげると、ちゅっと頬にキスされた。
「!?」
顔を真っ赤にするとユエが満足そうに笑う。
「私の連れなんです。可愛いでしょう?」
ユエが優雅にニコリと笑う。
「それでは、失礼」
ユエが歩きだす。
「ユエ・・・?どこ行くの?」
「帰るよ。もう疲れた。」
ため息をついたユエ。


