血が吸えない吸血鬼。




ルルは腕を押さえ込まれて地面に押し倒される。




「ぃゃ・・・やだ・・・」




「そう、そういうのがたまんねぇんだ」




ベロリと顔を舐められる。




「ひ・・・いやぁ・・・やめて・・・・!」




「兄ぃ、久しぶりに若い女は興奮しますねえ」




「相変わらずだな弟」




「ひゃひゃひゃ・・・」




ビリビリと服を破く。




「ゃ・・・・やめて・・・・やめてくださ・・・いや・・・」




「滑らかな肌。たまんねぇ。」




「やめて・・・やめっ!!!!!??」




泣きじゃくるルルの首筋に深く牙が刺さる。




「ぁ・・・」




じゅるじゅると勢いよく体の血が飲まれていく。




「・・・・いやぁ!!!!・・・・ユエっ・・・ユエっ・・・・助けて・・・!!!」




しばらく吸われていると意識がなくなってきた。




「・・・・やめ・・・て・・・ユエ・・・助け・・・」




ダランと体から力がなくなる。




それでも飲みつづける。




吸われるたびにルルの体が揺れる。




その時だった。