朝決まった時間に起き
適当にパンかじって
出勤して、
こきつかわれて
残業して
帰ってご飯も適当に
作って寝てまた起きて…


何の刺激も幸せもない
そんな毎日


子供の頃の自分には
絶対見せたくない現実。


社会に出て2年。

24歳の独身女性は
所詮こんなもの。



『絹川さん!このあと呑みに行くけど来る??』


女の先輩に誘われ
いつもなら人間関係を
大事に職場の関係を大事に
と思い行くんだけど

さすがに疲れがたまってた
私は
風邪気味でと嘘をつき
断った。



『はぁ~。つまんない…』


帰り道の池のある公園
そのそばにあるベンチに
腰をかけ缶コーヒー片手に
ため息をつく



『お嫁さん…なれるのかなぁ…』


なぁんて寂しい言葉…
まだ24歳…
でももぉ24歳だ。

周りの同級生は
なぜか生き生きして見える