。*゚ Time of a dessert ゚*。【短編集】



『なっ…くそ…やってらんねぇ』


そう吐き捨てるように
言ったそいつは
くるっと向きを変え足早に
去って行った

はぁ…
面倒くさかった


パッと手を離し
固めていた体を解く


『上田君…ごめんなさい』


『ん?あぁ…別に』


俺なんであんなこと…?
ん~よく分からんな


『私…嘘じゃないよ…?』


じっと見つめられる俺
ダメだそれ
逸らしてしまうんだって…


『私ね…上田君と居るとドキドキしちゃう』


ほら
そうやって赤くして
俺を見るから見れねぇんだって


『でも楽しいし…嬉しいし…目が合うと恥ずかしい』


俺ってなんかの病気だったり
して…?
対人恐怖症とか…
ってないな
他は平気だし


『でも分かったの…それって上田君を…』