この女はもう用なしだ 『うざっ、もう近寄んな』 俺をそこそこ楽しませて 欲求を満たしてくれて 都合が良い女であること 俺が望む条件だ 腕に絡まっていたその女を 払って空き教室から出る 後ろで文句を言ってるのは 俺には聞こえない いつも俺が言う事を聞くと すぐつけあがる 今まで何人も切ってきた 『あんたさ、いい加減刺されるよ』 俺の部屋 ベッドの上で寝転ぶ俺 カーペットの上で 足にピンクのマニキュアを塗る女が 一言そう呟く