夢の跡~はかなく消えて~

その頃。

裕二はというと……。


やはり、

接待などその場しのぎの 話しであり、

こうじ と二人 居酒屋へと入る。

『余り、がっついても 舐められるから、9時過ぎ辺りに行こうな』

得意気に話し始めるのは 裕二。


……♪♪♪
【ゆき】


こうじ との飲食中も、何度となく メールの着信音が急かす。



こうじ)『なんて?』

裕)『シャナ,ゆき だよ 何時に来るのか って』
……笑……


代わり映えのない
男二人の光景だ

違うことと言うなれば
今、
裕二がご執心なのが
シャナのゆき
なだけで、

半年前なれば

その相手は又違う店の女の子である。


舐められてる所か
ドップリ……
手の平で操られて居るのは裕二、だと裕二自身も分かって居る。

裕二は、高校生の一年に初のエッチをした相手の女の子は、カワイイのだが、本命は別の男性で 裕二は時間潰しのセックスフレンドだった。


それでも

裕二は満足だったと笑みを浮かべ話す。