『胡娘愛ちゃん。宿題一緒にやろ?』 幸喜は綺麗な顔を私に向ける 首をかしげて私をぼんやりとにっこりとも言えるような感じでねだってきた 『うん‼幸喜ちゃん。図書室に行こ。』 私は元気良くもじもじしている幸喜の手を掴んだ。 幸喜の手は汗んでいて緊張していたみたいだ。 『幸喜ちゃん可愛い。』 『胡娘愛ちゃん‼』