「そ~だ!!あの服着ちゃお」
ぱぱっと着替えて、鏡の前に立った。
「わぁぁぁぁお」
鏡の前には、ピンクにまみれた自分
がいた。
「着れた・・・!!」
ガチャッ
「ちょっと理沙!はやくして・・・
って理沙!?あなたどんな格好してんのよ!?」
「え?ただ、フリルのスカ~トに、ピンクの
ワンピース着ただけ・・・」
「もう!お母さんがやるから、さっさと脱いで!」
私は、すばやく脱いで、お母さんに渡された
服に着替えた。

「はい。これでいいのよこれで!!」
「ええ~・・・」
渡された服は、黒に、ピンクの花柄のワンピース
にカーディガンだった。