「御主人」


あのフランス人形の
ような女の子

「なに?ユリ」

「あのチョコを渡した女は食べてしまったようです」

「そう、あとは破滅だけ」


「御主人!なぜあのチョコを」


「黙れユリ。」


「.....はい。」


「破滅、それは醜くて美しい」



「御主人、私は失礼いたします」



女の子は外に出た


「あのチョコは破滅と絶望の味スィートラブチョコレート」