「ちょっと!返してよ!」 って、え… この声きいたことある気がする。 そう思ってゆっくりと顔を上げて見る。 「…!」 『おまっ…何警察に電話しようとしてんだ…』 えと…何だったけ…名前… えと… えと… 「…つ…槻片くん!」 …何で? 槻片くんがあたしの部屋に!?