私は頷いて、真っ直ぐ前に進んだ。


何も考えず、目的地へ足を運んだ。


ごみを捨てて、ひびの入った涙を止めていた壁が壊れて、止まることを知らないように涙が溢れ出した。


あなたの輝く瞳の中にほんの少しでも私は映っていましたか?


もしそうならば、それだけで幸せです。


誰もいないごみ処理場で涙が枯れるまで泣いた。


【END】